「告白」湊かなえ 感想
読みました!
私は人間の醜い? 感情を丹念に描いたものが好きなので、好きそうだな! と思って読んでみました。
| 告白 | |
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あらすじ:
校内の自己で我が子を亡くした教師が、辞職を前に生徒たちに語り始める。
「愛美はこのクラスの生徒に殺されました」
そして、犯人が飲んだ牛乳にHIV感染者の血液を入れたという告白を残して教師は消えた。
そこから起こる教室内での制裁という名のいじめ、発病の恐怖、家庭崩壊、第二の殺人・・・。
章ごとに別の登場人物の目線で語られるので、何度か同じ状況、同じセリフがでてくるのですが、目線によってまったく見え方が変わるのが面白かったです。「藪の中」的な。
教師が、法に訴えることをせずにこの復讐を選んだ理由として、
「ある意味、一番残酷な判断を下すであろう人たちの中に、あなたたちを放り込みたかったからです。たとえどんなに残虐な子供であろうとも、大人は定められたルールに従い、守ってくれますからね」
と語る部分が印象的でした。
読んでいる間はかなり圧倒されて一気に読み進めてしまったのですが、読了後はあっさりと日常に戻ってしまいました。
身につまされるという意味での恐ろしさがないというか。
登場人物の感情が書きこまれている割には移入するキャラクターがいなかったです。
HIV患者の血液で復讐っていうのも、エンターテインメントとして味わうのに抵抗感がちょっとあったのかも。


実力は感じるけれども...
確信犯的に歪められた描写から窺うテーマ
薄っぺら
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