2009年7月23日

「ビジネス・ゲーム―誰も教えてくれなかった女性の働き方」感想


ビジネス・ゲーム―誰も教えてくれなかった女性の働き方 (光文社知恵の森文庫)ビジネス・ゲーム―誰も教えてくれなかった女性の働き方 (光文社知恵の森文庫)
Betty Lehan Harragan 福沢 恵子 水野谷 悦子

光文社 2009-01-08
売り上げランキング : 1393
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今から30年以上前にアメリカで書かれた、組織の中で女性が活躍するための案内書? です。驚くほど今の日本の社会にも当てはまります。IT系で女性が強いと言われる部署に属し、上司も女性ですが、そんな私でも参考になる点がたくさんありました。
おすすめです!

↓ ↓

女性は会社の外国人であり、その国の特有のルール、文化、言葉、風習などを知らず、地図もない状態で放り出されている。一方で、男性は社会に出るまでの間に、遊びやスポーツなどを通じてそれらを身に付けている・・・・・。

この本では、働くことをゲームととらえ、そのルールをわかりやすく解説してくれます。
ルールを知らないばかりに陥りがちな勘違いに警笛を鳴らし、ファッション、机、会議での振る舞い、社内恋愛まで、多岐にわたっています。

私が印象深かったのは、定時で終わるけれども出世の可能性も責任も無い仕事と、時に長く働く必要があるけれども昇進の可能性がある仕事では、女性は前者を選びがちという部分。一方男性は、楽をしてたくさんの収入と地位を得ることが働く目的な場合が多い、という部分です。結局は、昇進したほうが収入も増え、時間的にも自由になれるとも書かれています。

私は現状、後者の仕事についているのですが「なるほどな」と思いました。この部分だけでも女性の仕事に対する意識改革につながりそうですね。

学生の場合に選ぶべき進路の解説などもあるので、高校生くらいの時に本書に出会うのがベストかも、と思いましたが、遅すぎることはない! 今日から取り入れようと思います。

巻末に本文から抜粋した金言集があるのですが、いくつか引用したいと思います。

もし、あなたが勉強したい内容やその理由がはっきりしていないまま、学校に戻りさえすれば何とかなると思っているのなら、それは大変危険というべきでしょう。何の目的もなく学歴を持つことは、ビジネス社会では全く意味を持たないのです。」

あなたの机の上は常にきれいに整理されていなくてはなりません。何か新しい仕事が入ってきた時に、すぐに取り掛かれるような状態になっていなくてはならないのです。」

あなたは「よりたくさんの仕事をこなすことが昇進につながる」と思っていませんか? それは、必ずしも正しくはありません。あなたが身につけるべき能力は、自分のやっている仕事を管理職の視点で客観的に眺めてみるということです。


トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sawa-one.com/blog/mt-tb.cgi/1082

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)