島本 理生「ナラタージュ」
なんかすごく前から家にあったのですが、最近ようやく読みました。
が、男気あふれる私にはイマイチ理解できず。
メインの二人より小野君が気になって最後まで読めました。そういう人も結構いるんじゃないかなあ。。
| ナラタージュ (角川文庫 し 36-1) | |
![]() | 島本 理生 おすすめ平均 ![]() まるで昨日のように思い出す 後半はやや苦しいが、佳作なのは間違いない。 私は共感しました 切ない、というのとはちょっと違うのだけど・・・ よくもわるくも、人を刺激する作品Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あらすじ
高校時代の演劇部の顧問、葉山先生は泉のあこがれの人だった。
大学2年の春、部員の少なくなった部を手伝ってほしいと電話が入り、彼への想いは過去のものではないと再確認する。
そして、葉山先生も同じ想いだったとわかるが、彼には泉を幸せにできない事情があった。
泉は彼女に一途な想いをよせる小野君とつきあい始めるが・・・。
・・・
なんというかですね・・・、泉と葉山先生はとても気があう二人なのですが、ぶっちゃけ、私とは気があわなそうな二人なんですよね。。それがすべてかと(笑)。
胸がキュンキュンする人はするんだろうなあ。
私は小野君にキュンキュンしてしまい、次第に壊れてゆく彼をみて、泉に対し「この傲慢な女め!!」とか思ってしまいました。
小野君、表面的には超健全で、健全であろうと自ら努力しているタイプなんだけど、どこか影がある。それは彼の母親も感じているポイントなのですが。
見事にそんな影の部分が出てしまったわけですが、気持ちはわからないでもないですよ。
後半の崩壊は気の毒でしたね。行為自体は許されるものではないですが。
だって、泉ってば、彼の交友関係に興味もなければ、元彼女が親しげに話しかけてきても「健全でかわいい」と素直に感心するわ、「小野君」って呼び続けるわ、先生と一緒に撮った写真や、高校時代に渡そうとしていたラブレターを持ち歩いていたり。
「やっぱり先生が好き」って気がつくポイントが遅いというかなんというか・・・。そんな状態なのに、
「あなたが想っているよりも、きっと、私はあなたのことが好き」
と不安げな小野君に言ってみたりと、なんか、無自覚だけに残酷なんですよね。
って小野君の話ばっかりですが、葉山先生の魅力がさっぱりわからないんです。
泉はともかく、あんた大人なんだし。
自分でもずるいって言ってるんですが。本当にずるいんですよね!
正座させて説教したい!
この話は主役の二人、特に葉山先生に魅力を感じられないと辛いよなあ。
そして、なんといっても柚子ちゃん。このキャラクターが、主役二人を何かと絡ませるためにあるというのがなんだか不快でした。


私は共感しました
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