2008年8月16日

「魔王(韓国版あらすじ)」<16>


不信と裏切りが友人を地獄の門へと導く

私、必ず冒頭に各エピソードのタイトルを入れているのですが、好きなんですよ。この世界観が。セリフも字幕で読んでいても素敵なものが多いですね。日本版は全体的にこの意味深感がないのが残念です。イマイチ私がはまるポイントを再現してくれないんですよね~。

ちなみに一番好きなのはこの次の17話の「許しとは加害者が口にする言葉じゃない」です。人生の教訓として肝に銘じたいと思います。

そんな私が唯一といっていいくらい評価しているのが主題歌「truth」で、これに関しては日本版が好きです。歌詞がドラマの雰囲気をうまく表現していると思うのです。この作詞をした人に日本版の脚本を書いていただきたかったと思うほどです。

↓↓

スンハ=テソンでは? と感じたオスの脳裏には、数々の場面にからんできたスンハと様々な発言がよぎっていた。オスはスンヒのもとを訪れUSBメモリが本物かと確認する。あくまでスンヒはスンハをかばい続ける。

スンハの事務所からパソコンが盗まれる。盗んだのはおでこの支配人! オス父もかつてあったテソン少年=スンハではないかと感じていたのだ。オス父には、スンハに不審な点はないと報告する。オス父はスンハを身近に置いたほうが安全と考え、顧問弁護士への起用を検討する。

オス、ソクジン、スンギの元に宅配が届く。ソクジンには「ソードの2」、スンギには「ソードの8」、オスにはその両方と「地獄の門」の彫刻の一部、そして「不信と裏切りが友人を地獄の門へと導く」と書かれた手紙が送られた。彼らは犠牲者にカードが届くと聞かされていたため動揺する。

「互いに信頼し、支えあえ」とオスは語るが、不倫問題を明らかにできない3人の心はバラバラ。前回、スンハが「チャンスをやろう」って言っていますが、これではチャンスを活かすことはできなそうですね。

おでこの支配人は、スンハがソン・ジュンピョの殺害を仕組んだ超本人と察し、昔の義理から彼を陥れることはしないが、それなりの金も払えと取引をもちかける。スンハはおでこの支配人の過去の殺人の証拠をつかんでいると逆に彼を脅す。

ソクジンは、おでこの支配人にスンギ暴行を依頼する。すべてがスンハの予言どおりに進んでいることに苦笑するおでこの支配人。一方でオス兄にも動きが?

オスはスンハを呼び出し、証拠はないがスンハがテソンであるとわかっている、正統な方法で必ず逮捕してみせると告げる。スンハはこの件は犯人の自白のみが唯一の証拠であり、正当な逮捕はありえないと語る。今後この話をする時は、証拠を提示しろと。
ちょ、ちょっと語りたいのですが、物証がまったくない状況+憶測では警察は動けないというところと的確についていくのがこのドラマの面白さだと思うのですが・・・それがピリピリと光る緊張感のあるいいシーンでした~~。日本版の「雨野真実」って一体・・・と猛烈に興ざめするのは私だけ?!

オスに届いた2枚のカードに触れたヘインは、ロッカーから抜き取られる赤い封筒、レコード屋の前でたたずむ兄弟の像を見る。その一人は、かつて自分に傘をかしてくれた少年だった。=スンハ? と気になるヘイン。

オス兄はチェジュドへ出張に。空港で何か取引があった?!一方でソクジンも動き出す。そしてヘインが夢でみた暴行が・・。ソクジンはスンギに、この件を指示したのはオス兄であり、かれはゆすりに応じないと告げ、金と香港行きの航空券を与え立ち去る。

その後、瀕死状態のスンギの前には、オス兄の姿が。。。オス兄はスンギにタバコをすすめるが吸ったスンギは痙攣とともに絶命。そこにイニシアルつきのハンカチ(ソクジン?!)を投げて立ち去る。
どうしたらいいのか本当に悩んだのだと・・・。たちの悪いゆすり魔を始末しつつ、不倫の代償も払わせるという感じでしょうか。こういう人が怒ると本当に怖いってことですね。

その頃、オス兄の嫁のもとに、ソクジンとの密会を写した写真が届く。嫁に呼び出されたソクジンは家を放れる。その間、ヨンチョルが彼のマンションを訪れていた(警察の監視付)

スンギの遺体を前に、スンハが「友達は僕の期待を裏切らないな」と語る・・・。
チャンスは与えられていたのに・・・友を信頼し、許し、すべてを打ち明け支えあっていれば・・・。この復讐劇も進行しなかったのかも。
スンギの携帯から、オスにあてて惨殺死体の画像が送信される。

こまごま
・ヘインは暴行を受けるスンギの姿を夢で見た
・おでこの支配人の弱みを握るスンハに「昔と同じ手を・・・」と語る支配人。その前にも昔の義理があるからオス父には言わなかったと・・過去が気になりますね
・1話でスンハが読んでいた「平気でうそをつく人たち」という本を手にとったヘインは、茫然自失状態のスンハ母が交通事故に会う時の残像を見る。ちなみにこの本、本当にあるんですね。心理学を選考したさわわんさんですが知りませんでした!
・ソラの母はおそらく執行猶予で出てこられそう
送られてきた「地獄の門」の一部分は、「3つの影」という彫刻で享楽、傲慢、貪欲の象徴。「自らの誤った行動や判断が現在の状況を招き死を呼ぶことを暗示しています」
ソードの8→仲間同士の争いを意味する。これを受け取った人(スンギ)はあらゆる方面の人と争うつもりでいる。皆が皆、だましあっていてついには互いに剣を向け合う。死の意味も持つ
ソードの2→両手に持った剣を振り下ろすべきかどうか決心すらつかない状態。夜空には希望を意味する星がきらめいているが、目隠しをしているために、剣が誰を傷つけるかも、希望の存在すらもわからない
・ソン・ジュンピョは他界

4794207417平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学
M.Scott Peck 森 英明
草思社 1996-12

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